比抵抗・地温・磁気測定から見た有珠西山火口付近の地熱活動
高倉伸一(産総研)・松島喜雄(産総研)・○佐波瑞恵(北大)
有珠火山2000年噴火後に形成された西山地区の地熱地帯において、長さ360mの観測測線を設けて、2000年12月、2001年10月、2002年3月、12月に高密度電気探査、67cm地温測定を行い、また2002年12月には全磁力測定を行った。今回、これらの結果を報告し、地熱活動の推移について考察したので、ここに報告する。