阿蘇火山における自然電位再測定
宇津木充,長谷英彰(京大・理), Katherine Gonzales
阿蘇火山ではこれまで、Hase et al(2003)により阿蘇の中央火口丘を中心とした領域での自然電位測定が行われている。この測定は主に1998年から2001年頃にかけて行われたが、この測定後から最近まで、第一火口の赤熱、火山性微動の増加、大規模な土砂噴出など第一火口での活動が活性化している。こうした事から、2003年6月~7月にかけて、第一火口を横切り中央火口丘を南北に横切るおよそ14kmの測線について自然電位の再測定を行った。本論では、その結果について報告する。