口永良部島

口永良部島は、1年から20年程度の間隔をおいて新岳の火口内あるいはその東側の割れ目から頻繁に水蒸気爆発を繰り返してきた。1933年-34年の噴火では死傷者34名の災害が発生し、1966年の噴火では噴石が火口から3km付近まで達したことが確認されている。最後の噴火は1980年であり、28年を経過した現在では最も注意を要する火山と位置づけられる。1996年、1999年、2004年、2005年、2006年、2008、2010、2011、2013年には火山性地震の発生頻度が増加し、現在も地震活動の活発な状態が続いている。2008年10月には新岳火口の南壁にあらたな噴気活動が出現し、白色噴煙は500mの火口上高度に達することもある。 2014年8月3日に約34年ぶりに噴火した。

新岳火口内

新岳火口内
1980年割れ目噴火

1980年割れ目噴火
口永良部島地震回数

口永良部島地震回数
口永良部島噴火年表

噴火年表

 

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