諏訪之瀬島はわが国で最も活動的な火山のひとつである. 19世紀には2回の溶岩流出を伴う噴火が発生し、20世紀でも中頃以降,御岳の山頂火口において頻繁にブルカノ式~ストロンボリ式の噴火を繰り返してきた。 1995年から1999年までは比較的活動の静穏な時期が続いたが、2000年12月になり、御岳カルデラ内に新しい火孔を形成し、以後、活発な噴火活動が続いている。