【桜島関連】鹿児島市消防局職員による火山活動・・・

 【桜島関連】鹿児島市消防局職員による火山活動監視

8月15日に,気象庁は,それまでレベル3の状態であった桜島火山の噴火警報レベルを,4に引き上げました.これを受け,鹿児島市は,15日以降,鹿児島市消防署の職員を桜島にある研究センターに派遣し,センターの観測データを利用した桜島火山活動の3時間交代にて24時間監視業務を実施しておりました.

IMG_0704

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真. 火山活動研究センターの一室でひずみと傾斜計データによる監視を行う鹿児島市消防署の職員.地震波形画面による監視もおこなっている.

その後,8月21日に開催された火山噴火予知連絡会拡大幹事会での検討結果を踏まえ,鹿児島市は8月22日に,8月15日に出していた「避難勧告」を「避難準備情報」に引き下げ,半径3㎞の外にある黒神地区に対しては、「避難準備情報」の対象から外すこととしました.これをうけて,この監視業務は23日の朝の8:30分をもって完了しました.