ガルングン火山におけるGNSSおよび地震計・傾斜計設置

インドネシア・ジャワ島中部にあるガルングン火山は,有史の最初の噴火は1822年にあり,その後1894年と,1982年に噴火がありました.1982年にはVEI=4の大噴火が発生して68名が亡くなりました.この噴火の噴煙は24kmにおよび,ジャンボジェットが高度10kmにて噴煙に突入し,エンジンが停止しましたが,幸いなことにエンジンが再稼働し無事でした.1983年までの噴火にて,山頂に火口湖が形成されました.その後は,噴火がなく静穏ですが,近い将来の噴火が懸念されています.2015年4月にGNSSと地震計を3箇所に設置しました.データはWifiにて火山観測所に送信されています.

Galunggung図1. 観測点配置.赤丸が観測点を示す.黄色の家マークは観測所を示す.

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写真1.Pasir Malang観測点.手前にGNSSのアンテナ.アンテナポールの上部にWiFiのアンテナ,中部にVHFのアンテナがある.地震計は小屋の傍に設置してある.

IMG_3091写真2.Malaganti観測点.太陽電池パネルの下の小屋内に傾斜計が設置されている.

IMG_1647写真3.Parentas観測点の設置の様子.Wifiと太陽電池パネルを設置している.

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写真4.ガルングン火山の火口の様子(2015年4月).1982年〜1983年の噴火にて火口湖が出来た.

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