ケルート火山におけるGNSSおよび地震計設置

インドネシア・ジャワ島東部にあるケルート火山はインドネシアの中でも高頻度にて噴火する火山の一つです.2007年11月の噴火により溶岩ドームが形成されました.そして,2014年2月にはVEI=4のプリニー式噴火が発生しました.この噴火による火山灰は西へ200kmのジョグジャカルタ市や北へ150kmのスラバヤ市に降りそそぎました.そして,ケルート火山付近の河川では土石流・泥流による被害がありました.2015年3月にGNSSと地震計を4箇所に設置しました.データはWifiにて火山観測所に送られています.

Kelud図1.観測点配置.青丸が新規設置の観測点を示す.黄色の家マークは観測所を示す.

IMG_2889 写真1.観測所傍に設置したGNSS観測点.データはWifiにて観測所に送られている.

IMG_2928 写真2.Lirang (LRGB)観測点の設置の様子.

IMG_2945写真3.UMBK観測点.GNSSアンテナが右にある.受信機などはソーラーパネル下の小屋にある.IMG_1859写真4.SBRG(Sumber Glatik)観測点.左奥に,WiFiアンテナ,ソーラーパネル,機器収納小屋がある.中心の緑色プラケースは地震計収納である.右のピラーにGNSSのアンテナを設置する.

IMG_2924写真5.ケルート火山の火口の様子(2015年3月).火口の中心部に水たまりがあり,少量の噴気が上がっている.

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